ポイント(pt)をピクセル(px)に変換

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12 ptは16 pxです。1インチにはポイントが72、CSSのピクセルが96入るので、ポイントに4/3を掛けるとピクセルになります。和文のワープロソフトで標準の文字サイズ10.5 ptは14 pxです。最初の欄にポイントを入力すると、隣の欄にピクセルが表示されます。

pt
px

ポイント(pt)とは? ピクセル(px)とは?

ポイントは、文字の大きさや線の太さを表す印刷の単位です。「pt」と書くほか、「11ポ」のように「ポ」と略すこともあります[1]。いまのDTPソフトやWordが使うのはDTPポイントで、1ポイントは1/72インチ、約0.3528 mmです[1]。CSSも同じ定義で、1ポイントを1インチの72分の1としています[2]。

ピクセル(画素)は、コンピューターで画像を扱うときに色の情報を持つ最小の単位です[3]。CSSでは、ピクセルは長さの単位としても使われ、1ピクセルは1インチの96分の1です[2]。1インチに72ポイントと96ピクセルが入るので、同じ長さを測ると、ピクセルの数はポイントの数の4/3倍になります。

木の仕切りの中に並んだ漢字の活字
木の仕切りの中に漢字の活字が並んでいます。活字の文字は、印刷したときに正しい向きになるよう左右を反転して作られています。活字の文字の大きさは、文字が載っている角柱(ボディ)の寸法で表され、日本の金属活字ではポイント活字と号数活字の両方が使われました。写真:Declan Sun(Unsplash)

12 ptは何px?

12 ptは16 pxです。ポイントの値に96を掛けて72で割る、つまり4/3を掛けると、ピクセルの数になります。和文のワープロソフトで標準の文字サイズとして使われている10.5ポイントは[1]、ちょうど14ピクセルです。18 ptは24 px、1インチと同じ長さの72 ptは96 pxになります。

この換算は、CSSが1インチを96ピクセル、1ポイントを1/72インチと決めていることから来ています[2]。そのため、スタイルシートにfont-size: 12ptと書いた文字とfont-size: 16pxと書いた文字は、どのブラウザーでも同じ大きさです。印刷用のデータで決めた文字サイズをウェブページに移すときは、ポイントをピクセルに換算してから指定してください。

ptをpxに換算する計算式は?

計算式はpx = pt × 96 ÷ 72で、4/3を掛けるのと同じです。9 ptは12 px、24 ptは32 px、36 ptは48 pxと、3で割り切れるポイントはピクセルも整数になります。それ以外は小数になり、10 ptは13.33 px、11 ptは14.67 pxです。

線の太さにも同じ式が使えます。0.75 ptはちょうど1ピクセル、1.5 ptは2ピクセルです。逆向きの計算はpxをptに変換するツールで、ピクセルに0.75を掛けます。12ポイントを1つにまとめた単位のパイカはパイカをピクセルに変換するツールで、ブラウザーの文字サイズを基準にするremはremをpxに変換するツールで換算できます。

96という数は、ウェブより前のWindowsから来ています。Microsoftは、画面が手に持った紙より3分の1ほど遠くから見られることを考え、72 PPI前後の画面の解像度を約3分の1大きく報告して、96 PPIとしました[4]。CSSの規格も、腕を伸ばした距離から見た96 dpiの画面の1ピクセルを、基準となるピクセルとしています[2]。

同じ書体を4 Punkteから20 Punkteまでの大きさで並べたドイツ語の活字見本
ドイツの活字見本に、同じ書体が4 Punkteから20 Punkteまでの大きさで並んでいます。ドイツで標準になったのは、1ポイントが約0.376 mmのディドー・ポイントです[5]。見本の12 Punkteがディドー・ポイントなら約4.51 mmで、このツールの12 pt(4.23 mm)より少し大きい文字です。写真:パブリックドメイン

文字サイズは何ピクセル?

6〜96ポイントの30種類の文字サイズを、96 DPIでのピクセルと、印刷したときのミリメートルで示しました。強調した行は、和文のワープロソフトで標準の10.5 pt、12 pt、WCAGが「サイズの大きなテキスト」とする18 pt[6]、ちょうど1インチの72 ptです。
文字サイズピクセル(96 DPI)ミリメートル
6 pt8 px2.117 mm
7 pt9.33 px2.469 mm
8 pt10.67 px2.822 mm
9 pt12 px3.175 mm
10 pt13.33 px3.528 mm
10.5 pt14 px3.704 mm
11 pt14.67 px3.881 mm
12 pt16 px4.233 mm
13 pt17.33 px4.586 mm
14 pt18.67 px4.939 mm
15 pt20 px5.292 mm
16 pt21.33 px5.644 mm
18 pt24 px6.350 mm
20 pt26.67 px7.056 mm
21 pt28 px7.408 mm
22 pt29.33 px7.761 mm
24 pt32 px8.467 mm
26 pt34.67 px9.172 mm
28 pt37.33 px9.878 mm
30 pt40 px10.583 mm
32 pt42.67 px11.289 mm
34 pt45.33 px11.994 mm
36 pt48 px12.700 mm
40 pt53.33 px14.111 mm
44 pt58.67 px15.522 mm
48 pt64 px16.933 mm
54 pt72 px19.050 mm
60 pt80 px21.167 mm
72 pt96 px25.400 mm
96 pt128 px33.867 mm
ピクセルの列はこのツールと同じ計算で求め、小数点以下2桁まで表示しています。ミリメートルは1ポイント=25.4/72 mmで計算しました。WCAGの定義では、日本語のフォントの場合は18ポイントと同等のサイズとされています。

線の太さは何ピクセル?

DTPソフトでは、罫線や図形の線の太さもポイントで指定します。範囲は文字サイズよりずっと狭いので、別の表にしました。0.75 ptの行がちょうど1ピクセルで、スタイルシートのborder: 1pxと同じ太さです。
線の太さピクセル(96 DPI)ミリメートル
0.25 pt0.33 px0.088 mm
0.5 pt0.67 px0.176 mm
0.75 pt1 px0.265 mm
1 pt1.33 px0.353 mm
1.5 pt2 px0.529 mm
2 pt2.67 px0.706 mm
3 pt4 px1.058 mm
4 pt5.33 px1.411 mm
5 pt6.67 px1.764 mm
6 pt8 px2.117 mm
8 pt10.67 px2.822 mm
10 pt13.33 px3.528 mm
12 pt16 px4.233 mm
0.5 pt以下の線は、画面では1ピクセルより細くなります。ピクセルの列は、このツールと同じ計算で小数点以下2桁まで表示しています。

級数(Q)は何ポイント、何ピクセル?

写真植字から生まれた級(Q)は、1級が0.25 mmの日本独自の単位で、4級でちょうど1 mmです[1]。InDesignでは、値の後ろに「q」を付けて入力すると級として読み取られます[7]。この表は、級数をミリメートル、DTPポイント、96 DPIのピクセルに換算したものです。
級数ミリメートルポイント(DTP)ピクセル(96 DPI)
7級(7Q)1.75 mm4.96 pt6.61 px
8級(8Q)2 mm5.67 pt7.56 px
9級(9Q)2.25 mm6.38 pt8.5 px
10級(10Q)2.5 mm7.09 pt9.45 px
11級(11Q)2.75 mm7.8 pt10.39 px
12級(12Q)3 mm8.5 pt11.34 px
13級(13Q)3.25 mm9.21 pt12.28 px
14級(14Q)3.5 mm9.92 pt13.23 px
15級(15Q)3.75 mm10.63 pt14.17 px
16級(16Q)4 mm11.34 pt15.12 px
18級(18Q)4.5 mm12.76 pt17.01 px
20級(20Q)5 mm14.17 pt18.9 px
24級(24Q)6 mm17.01 pt22.68 px
28級(28Q)7 mm19.84 pt26.46 px
32級(32Q)8 mm22.68 pt30.24 px
38級(38Q)9.5 mm26.93 pt35.91 px
44級(44Q)11 mm31.18 pt41.57 px
50級(50Q)12.5 mm35.43 pt47.24 px
56級(56Q)14 mm39.69 pt52.91 px
62級(62Q)15.5 mm43.94 pt58.58 px
70級(70Q)17.5 mm49.61 pt66.14 px
80級(80Q)20 mm56.69 pt75.59 px
90級(90Q)22.5 mm63.78 pt85.04 px
100級(100Q)25 mm70.87 pt94.49 px
ポイントの列は1ポイント=1/72インチで計算しています。1ポイントを0.3514 mmとする換算表では、同じ級数のポイントが少し大きくなり、13級は約9.25 ptです。このツールのポイントの欄には「13Q」「13級」のように単位を付けたまま入力でき、ポイントに換算してから計算します。画像の中に文字を入れるときの画素数は、級をミリメートルにしてからmmをpxに変換するツールで解像度を指定すると求められます。

JISのポイントとDTPのポイントは同じ?

少しだけ違います。日本工業規格は1962年に1ポイントを0.3514 mmと定め、日本の出版ではこのアメリカン・ポイントが主に使われていました。一方、現在のWordなどのアプリケーションが使うのは1/72インチのDTPポイントです[1]。12ポイントの差は約0.02 mmで、画面では0.06ピクセルほどです。
ポイントの種類1ポイント12ポイント12ポイントのピクセル使われる場面
DTPポイント0.3528 mm4.233 mm16 pxWord、InDesign、PDF、CSS。このツールが計算に使うポイント
JISのポイント(1962年)0.3514 mm4.217 mm15.94 px号数活字と並んで使われた、ポイント活字の規格
TeXのポイント0.3515 mm4.218 mm15.94 pxTeXとLaTeXの「pt」
ディドー・ポイント0.3760 mm4.512 mm17.05 pxヨーロッパ大陸の活字
TeXとLaTeXの「pt」は1/72.27インチで、1/72インチのポイントはbp(ビッグ・ポイント)と書きます[1]。ディドー・ポイントはヨーロッパ大陸で使われてきた単位です[5]。ピクセルの列は、それぞれの長さを96 DPIで換算した値です。

このツールのポイントの欄はどんな書き方を受け付ける?

ポイントの欄は、この表の書き方をすべて受け付けて計算するので、貼り付ける前に値を直す必要はありません。WordやInDesignからコピーした値は単位を付けたまま、IMEで入力した全角の数字もそのまま入力できます。級やピクセルなど別の単位で書いた値は先にポイントに換算し、欄の下に「貼り付けた24Qは、この欄では17.007874 ptです。」のように表示します。中央の列は、このツール自身が計算した結果です。
入力・貼り付けする内容ツールの計算結果この書き方の扱い
1216 px数字だけを入力すると、ポイントとして読み取ります。
10.514 px日本語で数を書くときと同じく、小数点はピリオドです。
10.514 pxIMEで入力した全角の数字と小数点も、半角と同じく10.5として読み取ります。
10。514 px日本語入力のままピリオドのキーを押すと「。」が入ります。数字の間の「。」は小数点として読み取ります。
10,514 pxカンマのあとの数字が1桁か2桁なら、カンマを小数点とみなします。
1,0001333.33 pxカンマのあとにちょうど3桁の数字が続くときは、日本語の書き方と同じく桁区切りとみなし、1000ポイントとして計算します。欄の下には、もう一つの読み方(1)を示す案内が表示されます。
十二16 px数字を含まない漢数字も数として読み取り、12ポイントとして計算します。
12pt16 px全角のまま入力した単位も読み取り、12ポイントとして計算します。
10.5ポ14 px「11ポ」のような印刷所の略し方でも、ポイントとして読み取ります。
24Q22.68 px級で書いた文字サイズです。1級は0.25 mmなので、欄には17.007874(ポイント)が入り、その値から計算します。
13級12.28 px「級」の字で書いても同じで、欄には9.212598(ポイント)が入ります。
font-size: 16px;16 pxスタイルシートの1行をピクセルのまま貼り付けると、欄には12(ポイント)が入ります。プロパティ名とセミコロンは無視します。
3 mm11.34 pxミリメートルで書いた長さは、欄に8.503937(ポイント)が入ります。
3/41 px分数も受け付け、0.75ポイントとして計算します。0.75ポイントは、ちょうど1ピクセルです。
ここに書く前に、どの書き方も実際の欄で試しました。ピクセルの欄が受け付ける書き方は、pxをptに変換するツールのページの表にあります。

ソフトの単位をポイントとピクセルで切り替えるには?

  1. Adobe InDesign

    Windowsでは[編集]›[環境設定]›[単位と増減値]、macOSでは[InDesign]›[環境設定]›[単位と増減値]を開き、[定規の単位]の[水平]と[垂直]でピクセルを選びます[7]。どの単位を選んでいても、欄に「12pt」「6q」「5px」のように単位を付けて入力すれば、InDesignがドキュメントの単位に換算します[7]。
  2. Adobe Photoshop

    Windowsでは[編集]›[環境設定]›[単位・定規]を開きます。定規をダブルクリックしても同じ画面が開きます[8]。[単位]の[文字]をピクセルにすると、文字パネルのサイズがピクセルで表示されます。[point/pica の大きさ]で[ポストスクリプトに合わせる(72 point/inch)]を選ぶと、このツールと同じ1/72インチのポイントになります[8]。
  3. Microsoft Word

    Wordの文字サイズは、[ホーム]タブの[フォント サイズ]にポイントで表示されます。和文のワープロソフトで標準の10.5は、ウェブページでは14ピクセルです。ウェブページと同じ大きさを文書で使いたいときは、ピクセルの値をpxをptに変換するツールでポイントにしてから入力してください。

他の単位からピクセルへの変換

出典

  1. ポイント — ウィキペディア
  2. CSS Values and Units Module Level 4 — W3C
  3. ピクセル — ウィキペディア
  4. Where does 96 DPI come from in Windows? — Microsoft Learn(英語)
  5. Point (typography) — Wikipedia(英語)
  6. Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.2 (日本語訳) — W3C、ウェブアクセシビリティ基盤委員会 (WAIC) 訳
  7. 定規と測定単位 — Adobe InDesign ヘルプ
  8. 定規の使用 — Adobe Photoshop ヘルプ
  9. <length> - CSS — MDN Web Docs

表の数値はすべて単位の定義から計算し、公開前に検算しています。歴史的なデータと各地の単位の名称は、上記の出典に基づいています。

最終確認日: · 作成・確認: Arteonチーム

ptからpxへの変換についてよくある質問

12 ptは何px?

96 DPIで16ピクセルです。12に4/3を掛けると16になり、この16ピクセルは多くのブラウザーで既定の文字サイズです[9]。

10.5 ptは何px?

14ピクセルです。10.5ポイントは和文のワープロソフトで標準の文字サイズで[1]、4/3を掛けるとちょうど14になります。

1ポイントは何ミリ?

DTPポイントは1/72インチで、約0.3528 mmです。日本工業規格が1962年に定めたポイントは0.3514 mmで、日本の出版では主にこちらが使われていました[1]。

12 pxと12 ptは同じ大きさ?

違います。12 ptは16 px、12 pxは9 ptです。ポイントはWordやInDesignで、ピクセルはスタイルシートや画面のデザインで使われるので、同じ数字でも表す大きさが変わります。

級とポイントはどう換算する?

1級は0.25 mmで、DTPポイントでは約0.7087 ptです。13級は約9.21 pt、20級は約14.17 ptになります。このツールのポイントの欄に「13Q」と入力すれば、ポイントとピクセルの両方がわかります。

72 ptは何px?

96ピクセルで、ちょうど1インチ、つまり25.4 mmです。CSSの規格も、1インチを96ピクセル、1ポイントを1/72インチとしています[2]。

LaTeXのptはこのツールのptと同じ?

TeXとLaTeXの「pt」は1/72.27インチで、1/72インチのポイントは「bp」(ビッグ・ポイント)と書きます[1]。差は約0.4%で、12 ptでは約0.016 mmです。このツールが計算するのは、bpにあたるDTPポイントです。

線の太さ0.5 ptは何px?

約0.67ピクセルです。0.75 ptでちょうど1ピクセル、1.5 ptで2ピクセルになります。

Arteonの無料ツールのスクリーンショット: ポイント(pt)をピクセル(px)に変換

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